フレキケーブル不調
問題の原因
DHUのキーシートが古いため、フレキシブルケーブルの曲がっている箇所で断線が発生。
対策
- テスタリードのまち針版を作成し、どこで断線しているのかを特定。
- 断線部分はPolycalm 導電塗料タッチアップペンで修復。
導電塗料使用
回路の不具合修正
問題の原因
電源ラインと信号ラインの取り違えが発覚。
対策
配線を単純に入れ替えて修正。その後、機能追加に合わせて改良版PCBを発注した。
性能不足への対処
問題の原因
- PS/2ストリーミングデータが100%取得できず、クリック操作が抜ける現象が発生。
- 移動データの抜けは小さな問題だが、クリック操作の抜けは実用性に影響するため、特に対策が必要。
対策
- クリック操作はPS/2データからではなく、キーボードと同様のスキャン処理で取得するよう仕様変更。
- トラックボール基板から既存ボタン経路をカットし、自作基板に接続して安定動作を実現。
次に向けて
次回は、キーボードにさらなる機能追加と調整を施し、より便利で実用的なデバイスに進化させる過程を紹介します。
これは先端部分ですが、似たような感じで折れ曲がる箇所も塗料で塗りました。